このたび私どもの日本マイクロカウンセリング研究会・学会(2005年より学会と改名)が、日本学術会議認定の協力学術研究団体に加わることになりました。日本マイクロカウンセリング学会では30年近く、「実学の学」を目標に掲げてまいりました。これはとかく‘ハウツー’が先行しがちなカウンセリング・心理療法の分野において、その拠って立つところを認識し、基礎を手堅いものにしつつ実践に向うという、姿勢を学ぶというものです。これをもって、個々に異なる人々に対応することができると考えております。またこれを身につけることによって、その基礎を人々とわかちあうこともできます。このようなことを念頭に援助の専門家にも、非専門家にとっても人々のウェルネスに貢献しうる学会になりますよう務めたいと、覚悟を新たにしております。
みなさまがたにおかれましても、本学会に対して、より一層のご理解とご協力をいただきたく、よろしくお願いいたします。
日本マイクロカウンセリング学会
会長 福原眞知子